2014-01-01から1年間の記事一覧
11月11日パルコ劇場で、三谷幸喜作「紫式部ダイアリー」をみた( 演出:三谷幸喜)。 斉藤由貴と長澤まさみの二人芝居。しかも三谷幸喜の最新作だから当然満席。 とあるバーで清少納言(斉藤由貴)が紫式部(長澤まさみ)を待っている。曙文学賞の選考会…
11月7日北とぴあさくらホールで、ラモー作曲のオペラ「プラテ」をみた(セミステージ形式、オケ:レ・ボレアード、 指揮・演出:寺神戸亮)。 仏語上演。 今年はラモー没後250年の記念の年ということで、彼の作品中、当時最も人気を博したこの傑作オペ…
10月26日新国立劇場中劇場で、ウンベルト・ジョルダーノ作曲のオペラ「戯れ言の饗宴」をみた(台本:S.ベネッリ、オケ:東京 オペラ・フィルハーモニック管弦楽団、指揮:時任康文、演出:馬場紀雄)。 イタリア語上演。日本初演。 15世紀後半のフィレ…
10月17日新国立劇場小劇場で、デイヴィッド・ヘア作「ブレス・オブ・ライフ ~女の肖像~」をみた(演出:蓬莱竜太)。 日本初演。この秋の二人芝居シリーズの第1弾。 ロンドンで興行記録を塗り替えた話題作の由。 イギリスのワイト島にあるテラスハウ…
10月16日紀伊國屋サザンシアターで、R.ハーウッド作「コラボレーション」をみた(劇団民芸公演、演出:渾大防一枝、訳:丹野郁弓)。 1930年代ドイツ。大作曲家シュトラウスは、オペラ「ばらの騎士」などを共作してきた長年の友ホフマンスターを喪い、…
10月8日新国立劇場中劇場で、リヒャルト・ワーグナー作曲の神聖祝祭歌劇「パルジファル」をみた(台本:作曲者自身、演出:ハリー・ クプファー、オケ:東フィル、指揮:飯守泰次郎)。 聖杯と聖槍を守る騎士団の長アムフォルタスは、聖槍を魔術師クリングゾ…
9月30日サンシャイン劇場で、オースン・スコット・カード原作「無伴奏ソナタ」をみた(キャラメルボックス公演、脚本・演出:成井豊)。 すべての人間の職業が幼児期のテストで決定される時代。クリスチャン・ハロルドセンは生後6ヶ月のテストでリズムと…
9月26日新国立劇場中劇場で、ベルトルト・ブレヒト作、クルト・ヴァイル作曲の音楽劇「三文オペラ」をみた(演出:宮田慶子)。 19世紀、女王の戴冠式間近のロンドン。稀代の大泥棒メッキース(池内博之)はロンドン随一の色男。乞食たちの総元締め「乞…
9月20日フランクフルト歌劇場で、プッチーニ作曲のオペラ「ラ・ボエーム」をみた(指揮:K.ヤヌシュケ、演出:A.キルヒナー)。 この日、何と20年ぶりに外国でオペラをみた。 イタリア語上演、ドイツ語字幕つき。 1830年頃のパリのクリスマスイヴ。…
9月9日紀伊國屋サザンシアターで、井上ひさし作「きらめく星座」をみた(演出:栗山民也)。 時は太平洋戦争前夜、昭和15年から16年。東京、浅草のレコード屋オデオン堂の家族と広告文案家(つまりコピーライター)の 下宿人は皆、音楽大好き。しかも…
8月19日紀伊国屋サザンシアターで、井上ひさし作「兄おとうと」をみた(演出:鵜山仁)。 音楽劇。伴奏はピアノ(朴勝哲:いつもながらの名演奏!)。 君主や支配層ではなく人々の利福の方法を説き民本主義を唱えた大正デモクラシーの先駆者・吉野作造に…
8月3日東京芸術劇場シアターイーストで、シェイクスピア作「十二夜」をみた(OUDS来日公演、演出:マックス・ギル)。 双子の兄妹セバスチャンとヴァイオラは乗っていた船が難破し、互いが死んでしまったと思い込む。イリリアにたどり着いた妹のヴァイオラ…
7月30日新国立劇場中劇場で、三谷幸喜作「抜目のない未亡人」をみた(原作:カルロ・ゴルドーニ、上演台本・演出:三谷幸喜)。 舞台は18世紀の国際都市ヴェネツィア。 金持ちで高齢の夫を看取ったばかりの未亡人(大竹しのぶ)は、早く再婚相手を見つ…
7月4日ステージ円で、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー作「ブレーメンの自由」をみた(演劇集団円公演、演出:立川三貴)。 副題は「ゲーシェ・ゴットフリート夫人 ある市民悲劇」 主人公ゲーシェは工場経営者の妻。 まず最初に彼女のDV夫が、元気一…
6月13日あうるすぽっとで、シェイクスピア作「リア王」をみた(劇団昴公演、演出:菊池准)。 高齢のため退位を決意した古代ブリテンのリア王は三人の娘に領土を分配することを決意し、愛情深い娘に多くの恩恵を与えると宣言する。 長女ゴネリルと次女リ…
6月6日日生劇場で、ハロルド・ピンター作「昔の日々」をみた(演出:デヴィッド・ルヴォー)。 ディーリー(堀部圭亮)とケイト(若村麻由美)夫妻の家に、ケイトの友人でかつてルームメイトでもあったアンナ(麻実れい)が訪ねてくる。 20年振りの再会に…
6月3日世田谷パブリックシアターで、リチャード・ビーン作「ビッグ・フェラー」をみた(演出:森新太郎)。 1972年、ニューヨークのアイリッシュレストランではブラディーサンデーの追悼集会が開かれていた。IRA(アイルランド共和軍)の NY支部リーダ…
5月30日東京芸術劇場シアターウエストで、ベン・ジョンソン作「錬金術師」をみた(演劇集団円公演、上演台本・演出:鈴木勝秀)。 作者はシェイクスピアと同時代人で、ライバルだった人。 主人の留守を任されている男(橋爪功)は、仲間の詐欺師たち(金…
4月8日東京芸術劇場プレイハウスで、三谷幸喜作「酒と涙とジキルとハイド」をみた(演出:三谷幸喜、プレヴュー公演)。 タイトルからも明らかなように、スティーヴンソンの「ジキル博士とハイド氏」を元に三谷幸喜が書いた最新作。 19世紀末のロンドン…
3月28日シアターコクーンで、イプセン作「幽霊」をみた(演出:森新太郎)。 愛のない結婚を否定しつつも世間体に縛られて放縦な夫のもとに留まり、夫亡き後も家名を守るため偽善に終始してきたアルヴィング夫人。 夫の偽りの名誉を称える記念式典を前に…
3月7日新国立劇場小劇場で、サルトル作「アルトナの幽閉者」をみた(演出:上村聡史)。 1959年ドイツ。喉頭癌に侵され余命6ヶ月と宣告された父親は、自らが営む造船業の後継者を決めるために家族会議を開く。 次男で弁護士のヴェルナーとその妻ヨハ…
3月3日パルコ劇場で、三谷幸喜作「国民の映画」をみた(演出:三谷幸喜)。 1942年、ベルリン。ナチスの宣伝大臣ゲッベルスは各種芸術に対して様々な規制を行っていた。映画作品はランク分けされ、評価 基準に満たないものは公開を禁じられた。この格…
2月14日あうるすぽっとで、シェイクスピア作「尺には尺を」をみた(演出:鵜山仁)。 街の風紀の乱れを憂えた公爵は謹厳な部下アンジェロを代理として任命し、外遊と称して姿を消す。期待通りアンジェロは売春を取り締まり、 未婚男女の性交渉を死罪とす…
2月11日あうるすぽっとで、シェイクスピア作「お気に召すまま」をみた(文学座公演、演出:高瀬久男)。 貴族である亡父の末子オーランドーは兄オリヴァーに不当に虐げられ、教育も受けさせてもらえず召使同様に扱われていた。 ある日彼は公爵の開催した…
2月10日東京芸術劇場シアターウエストにて、寺山修司作「宝島」をみた(演出:金守珍)。 寺山が子供向けミュージカルとして書いた作品を宇野亜喜良が大人のメルヘンとして大胆に構成して舞台化。 スティーブンソンの「宝島」を元にしつつ、寺山ワールド…
2014年2月8日新国立劇場中劇場で、グノー作曲のオペラ「ミレイユ」をみた(原作:F.ミストラル、台本:M.カレ、指揮:飯坂純、 演出:池田理代子)。 フランス語上演。日本初演。 19世紀プロヴァンス。地主の一人娘ミレイユは貧しい籠作り職人ヴァン…
え~毎年恒例の総まとめの季節がやってまいりました。 いつものように、特筆すべきものを見た順に挙げていきます。 4月 あわれ彼女は娼婦 ジョン・フォード作 演劇集団円 立川三貴演出…演出にはいろいろ疑問があるが、この作品を初め て見ることができたこ…
12月25日東京芸術劇場シアターウエストで、シーラッハ作「罪悪」をみた(演出:森新太郎)。 橋爪功による朗読劇。「犯罪」「罪悪」という2つの短編集から3つずつを選んで上演。この日は「罪悪」からの3篇が 上演された。 1 ふるさと祭り…暑い夏の日…
11月26日新国立劇場中劇場で、バーナード・ショウ作「ピグマリオン」をみた(演出:宮田慶子)。 ミュージカル映画「マイフェアレディ」の原作。 ロンドンの下町に住む花売り娘イライザは、ひょんなことから言語学者ヒギンズ教授と出会う。彼は音声学の権…
11月20日シアタートラムで、デイヴィッド・マメット作「クリプトグラム」をみた(翻訳・演出:小川絵梨子)。 マメットは現代アメリカを代表する劇作家の一人で、ピューリツァー賞受賞作「グレンギャリー・グレン・ロス」(映画の邦題 「摩天楼を夢みて…